10代の頃と違い、大人になってから同じ場所に繰り返すニキビ。
「洗顔も見直した、市販薬も使った、それでも治らない」
その繰り返しの大きな要因のひとつが、男性ホルモンに影響された”皮脂腺”の過剰な働きです。
本記事では、男性の大人ニキビが繰り返しできる理由と、根本から抑える治療の考え方を皮膚科専門医が解説します。
- 男性は男性ホルモンの影響で皮脂分泌が多く、それがニキビの慢性化・再発の一因になる。
- 洗顔・塗り薬で抑えても、皮脂腺が活発なままだと繰り返す。
- 皮脂腺そのものに作用するアビクリアは、繰り返しできるニキビの根本にアプローチする選択肢。
男性の大人ニキビが繰り返しできる理由
- 男性ホルモン(テストステロン):皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を増やします。男性の皮脂量は女性より多い傾向があります。
- ヒゲ剃りの刺激:毎日の剃毛で肌が傷つき、炎症からニキビが悪化しやすくなります。
- 生活習慣・ストレス:睡眠不足・食生活・ストレスもホルモンバランスを介して皮脂に影響します。
- 誤ったケア:ゴシゴシ洗い・洗いすぎは、かえって皮脂の過剰分泌や炎症を招きます。
思春期ニキビとの違い
思春期ニキビが「Tゾーン中心・一時的」なのに対し、大人ニキビはあご・フェイスラインなどに繰り返しでき、慢性化しやすいのが特徴です。ホルモン・生活・ケアの要因が複合するため、”その場を抑える”だけでは再発しやすいのです。
治療は「段階」で考える
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| ① 基本(保険診療) | 正しい洗顔・保湿、塗り薬・飲み薬による標準治療 |
| ② 繰り返す場合(自由診療) | 皮脂腺に作用するレーザー「アビクリア」で”再発しにくい肌”へ |
| ③ 残った跡 | クレーター・色素沈着には跡専用の治療 |
まずは保険診療の標準治療が基本です。それでも繰り返す場合に、皮脂腺の働きそのものを抑えるアビクリアが選択肢になります。仕組みはアビクリアの解説記事、レーザー治療全体はニキビのレーザー治療の記事をご覧ください。
なぜアビクリアが「繰り返す男性ニキビ」に向くのか
- 皮脂の”つくりすぎ”を抑えるため、新しいニキビができにくい肌を目指せる
- 基本は通院3回(4〜6週間間隔)で、毎日の塗り薬・飲み薬の継続が要らない
- テカリ・小鼻の皮脂など、男性が気になる悩みも同時にケアできる
※効果には個人差があります。
※内服(イソトレチノイン)との比較はこちらの記事で解説しています。
アビクリア症例
実際にアビクリアを受けられた方の経過です。効果の現れ方には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
アビクリア(顎)3回


(最終照射から3ヶ月)
アビクリアの料金(税込・自由診療)
アビクリアは保険適用外の自由診療です。
| 部位 | トライアル | 1回 | 3回セット |
|---|---|---|---|
| 全顔 | 66,000円 | 88,000円 | 198,000円 |
| 両頬+鼻 | 44,000円 | 66,000円 | 132,000円 |
| 両頬 | 33,000円 | 44,000円 | 99,000円 |
| 鼻/おでこ/こめかみ/鼻下/顎(各) | 17,600円 | 33,000円 | 52,800円 |
※別途、初回カウンセリング・診察料 1,100円(税込)がかかります。
※料金は改定される場合がありますので、最新の情報は各院にご確認ください。
副作用・リスクについて
アビクリアは安全性に配慮した治療ですが、以下のような反応が生じることがあります。
- 一時的な赤み・腫れ・熱感(多くは数時間〜1日で軽快)
- パージング(好転反応)
主に1回目の後に一時的にニキビが悪化することがあります。多くは数日〜1週間程度で落ち着きますが、人によっては数週間続くことがあります。 - 乾燥(保湿ケアで対応します)
- ごく稀に炎症後色素沈着、非常に稀に軽度のやけど
効果・副作用の程度には個人差があります。気になる症状があれば、遠慮なく担当医にご相談ください。皮膚科専門医が診察のうえ、リスクとメリットを丁寧にご説明します。
よくあるご質問(FAQ)
市販薬で治らないのはなぜ?
市販薬は炎症を一時的に抑えるものが中心で、皮脂腺の過剰な働きそのものは変わらないため、再発しやすいのです。
ヒゲ剃りでニキビが悪化します。
剃毛の刺激は悪化要因です。シェービング方法の見直しとあわせて、ニキビそのものの治療を行うことが大切です。
何をすればいい?
まずは診察で重症度を確認し、保険診療から始めます。繰り返す場合にアビクリアなどをご提案します。
繰り返す大人ニキビのご相談は千里中央・みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科へ
「何をしても繰り返す」を終わらせるには、皮脂腺という根本に目を向けることが近道です。皮膚科専門医が肌状態を診て、あなたに合った治療をご提案します。まずはカウンセリングでご相談ください。ご予約は下記のWEB予約から24時間受け付けています。
【受けられない方(禁忌)】妊娠中・妊娠の可能性がある方、照射部位に活動性の感染・強い炎症がある方、光線過敏症の既往がある方、光感受性を高める薬を服用中の方、重度のケロイド体質の方。
【注意が必要な方(要相談)】授乳中の方、イソトレチノイン服用中・直後の方、持病・服薬中の方(光感受性のある薬など)、過去にレーザー治療で強い副作用が出た方、日焼け直後の方、金の糸など金属系の素材が照射部位にある方(医師判断)。当てはまる場合でも一律にお断りするものではありません。診察で個別に判断しますので、既往歴やお薬はご申告ください。アビクリアは国内で製造販売承認を取得した医療機器です(承認番号:30700BZX00107000/クラスⅢ)。詳細は診察時に皮膚科専門医が説明いたします。本記事は医療広告ガイドラインに基づく情報提供です。
