「ニキビをレーザーで治したいけれど、どの治療を選べばいいかわからない」
「今あるニキビも、残ってしまった跡も、どちらも気になる」
実は、ひとくちに”ニキビのレーザー治療”といっても、「今できているニキビ・皮脂」への治療と、「すでに残ったニキビ跡」への治療は、まったく別物です。ここを取り違えると、期待した効果が得られません。
花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、皮脂腺に作用するアビクリア(千里中央院で日本初導入)から、CO2フラクショナルレーザー・VビームPRIMAなどのニキビ跡治療まで、肌の状態に合わせた治療をご提案しています。
本記事では、皮膚科専門医の視点で、ニキビのレーザー治療の種類と選び方を正確に解説します。
- 繰り返すニキビ・皮脂・テカリには、皮脂腺に直接作用するアビクリアで、ニキビの根本にアプローチします。
- クレーター状の凹みにはCO2フラクショナルレーザー、赤みを伴うニキビ跡にはVビームPRIMAなど、跡の種類に応じた治療が適します。
- 「今のニキビを減らす」→「残った跡を整える」の順で考えるのが基本です。
- ※効果には個人差があります。レーザー治療はいずれも自由診療(保険適用外)です。
ニキビのレーザー治療は大きく2種類
ニキビのレーザー治療は、目的によって使う機器がまったく異なります。まずはご自身の悩みがどちらに当てはまるかを確認しましょう。
① 今できるニキビ・皮脂を抑える(根本治療)

(ニキビ・皮脂・テカリ)
ニキビが繰り返す根本原因は、”皮脂腺”の過剰な働きにあります。
アビクリアは、波長1726nmのレーザーで皮脂腺に直接作用し、皮脂の過剰分泌を抑えて「新しいニキビができにくい肌」を目指す治療です。国内で製造販売承認を取得した医療機器で、4〜6週間間隔・通院3回が基本プログラムです。
仕組みや料金の詳細は、アビクリアの解説記事をご覧ください。
② 残ったニキビ跡を整える

(凹み・クレーター)

(赤み・色素沈着)
すでにできてしまったクレーター状の凹み・赤み・色素沈着には、跡の種類に応じた治療が適しています。
- CO2フラクショナルレーザー
肌に微細な穴をあけて再生力を引き出し、コラーゲンの生成を促して凹凸をなめらかに整えていきます。 - VビームPRIMA
血管に反応しやすい595nmのレーザーで、赤みを伴うニキビ跡や色素沈着にアプローチします。
ほかの治療法も含めた詳細は、ニキビ跡治療のページをご覧ください。
跡の治療は、「皮脂を抑える治療」とは目的が異なります。ニキビが繰り返している状態で跡の治療だけを行っても、新しいニキビと跡ができ続けてしまうため、治療の順番が大切です。
お悩み別|レーザー治療の選び方
| お悩み | 目的 | 主な選択肢 |
|---|---|---|
| 繰り返すニキビ・皮脂・テカリ | 皮脂腺の働きを抑える | アビクリア |
| クレーター(凹み) | 肌の再生・凹凸改善 | CO2フラクショナルレーザー等 |
| 赤み・色素沈着 | 色調を整える | VビームPRIMA等 |
治療の進め方|失敗しない順番
- 診察:皮膚科専門医が、今あるニキビの重症度と、跡の種類(凹み・赤み・色素沈着)を見極めます。
- 今のニキビを減らす:保険の外用薬・内服薬、または皮脂腺に作用するアビクリアで、新しいニキビができにくい状態を目指します。
- 残った跡を整える:ニキビが落ち着いてから、跡の種類に合わせた治療を行います。
保険のニキビ治療とレーザー(自由診療)の違い
保険診療では、塗り薬・飲み薬による標準的なニキビ治療を行います。まずはこれが治療の基本です。
一方で、「塗り薬を続けても繰り返す」「皮脂そのものを抑えたい」という段階では、自由診療のレーザー(アビクリア等)が選択肢になります。どちらが適切かは、ニキビの重症度とこれまでの経過によって異なります。
| 治療 | 保険 | 特徴 |
|---|---|---|
| 標準的な塗り薬・飲み薬(抗菌薬など) | 保険適用 | 標準的なニキビ治療。まずはここから |
| イソトレチノイン等の内服 | 自由診療 | 皮脂分泌を強力に抑制。採血・副作用管理などの条件あり |
| アビクリア | 自由診療 | 皮脂腺に直接作用。通院3回が基本。薬を続けても繰り返す方の選択肢 |
| ニキビ跡のレーザー | 自由診療 | 凹み・赤み・色素沈着など、跡の種類に応じて選択 |
こんな方はご相談ください
ご相談の多いお悩み- 塗り薬を続けても、同じ場所にニキビが繰り返しできる方
- Tゾーンや小鼻の皮脂・テカリを根本から抑えたい方
- ニキビは落ち着いたが、クレーター状の凹みが残っている方
- ニキビ跡の赤みがなかなか引かない方
- 今のニキビと跡、どちらから治療すべきかわからない方
レーザーでニキビを治すときの注意点
- 1回で完結する治療ではありません
アビクリアは3回が基本プログラムです。ニキビ跡の治療も、種類や程度に応じて複数回の施術が必要です。 - 一時的な悪化(好転反応)が起こることがあります
アビクリアでは、主に1回目の後に一時的にニキビが増えることがあります。 - 「ニキビ跡」と今ある「ニキビ」では治療が違います
目的を取り違えないことが大切です。 - 内服薬との関係
イソトレチノインとの併用可否などは、内服とレーザーの比較記事も参考にしてください。
よくあるご質問(FAQ)
ニキビはレーザーで焼いて治すのですか?
「焼く」というより、アビクリアは皮脂腺に穏やかな熱を与えて皮脂分泌を抑える治療です。皮膚表面は冷却システムで保護しながら照射します。
何回くらい必要ですか?
アビクリアは4〜6週間の間隔で合計3回が基本プログラムです。ニキビ跡の治療は、跡の種類・程度により回数が異なります。
アビクリアでニキビ跡(クレーター)も治りますか?
アビクリアは主に「ニキビ・皮脂・毛穴」への治療です。凹んだ跡にはCO2フラクショナルレーザーなど別の治療が適しているため、診察で最適な方法をご提案します。
男性でも受けられますか?
もちろん可能です。男性は皮脂の分泌量が多く、ニキビを繰り返しやすい傾向があるため、皮脂腺に作用する治療が向いています。
ニキビのレーザー治療は千里中央・みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科で
花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、「今のニキビを減らす」「残った跡を整える」という目的に合わせて、皮膚科専門医が肌状態を診察したうえで最適な治療をご提案します。
「薬を続けても良くならない」「跡もあわせて相談したい」という方は、まずはカウンセリングでご相談ください。ご予約は下記のWEB予約から24時間受け付けています。
